治療が初めてのお子様は、
歯をすぐには削りません。
治療が初めてのお子様は、歯をすぐには削りません。治療の練習や歯みがきなどを行い、私たちに慣れてもらいます。嫌がっているときに無理な治療は行いません。これは、歯科治療に対してトラウマにならないようにしたいと考えているためです。
また、恐怖心の強いお子様には、笑気吸入鎮静法にて治療を行っております。
これは、笑気という気体を鼻から吸い込み、鎮静、睡眠、鎮痛の作用によってリラックスした状態になり、痛みや不安を感じにくくするというものです。効きやすさには個人差があり、感じ方も患者さんによって様々ですが、笑気は鼻から吸入するだけで、身体がぽかぽか温かくなったり、フワフワしたり、気持ちよく酔ったような感じになります。
意識がなくなる全身麻酔や、極度にウトウトした状態になる静脈内鎮静法とは異なり、意識がある程度はっきりしていて、歯科スタッフとも会話ができます。

笑気麻酔の副作用について
笑気麻酔は毒性がないため、副作用がほとんどありません。一般的に、体内に入った薬剤の多くは肝臓で分解されるため、負担となってしまいます。一方で、分解もされず速やかに体外へ排出される笑気ガスは、副作用が少ないだけでなく使用後の回復が早いのも特長です。肺や心臓などへの負担もないため、多くの患者様がご使用になれます。

虫歯にならないようにするには
それにはなんと言っても小さな頃からの虫歯予防が重要です。
キッズクラブは、お子さんが0歳から12歳までの間に歯を守る習慣を身につけ、虫歯にならないことを目的としています。
がんばって歯磨きしていたとしても、詰め物の下でむし歯になっていたり、それが原因で詰め物が外れてしまったり、ということも致し方ないという現実があります。しかし、
- 治療はあくまでも補修工事なのです。
- 治療した歯が天然の歯に戻るわけではありません。